本業の仕事をしながら、休日や仕事終わりの時間を活かして副業をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
人よりちょっと得意なこと、「この分野なら任せて」といえることを副業にすれば、毎月の収入にプラスしてお小遣いを稼ぐことができます!
そこで今回は、趣味や特技を活かしたプチ副業のヒントをご紹介します!
この記事の内容
副業をしている人はどのくらい?
実際に副業をしている人は、どのくらい存在しているのでしょうか。
ランサーズが公表している「ランサーズ フリーランス実態調査(2019年度)」をもとに、副業の実態を見てみましょう。
この調査の結果、フリーランスとして活動している人は日本に1,087万人いると予測されており、その経済規模は20兆円を超えています。
これは過去最高の数字となっており、副業をしている人の多さがうかがえる結果となりました。
なお、2015~2019年の人口の成長率は17%となっています。2017~2019年は 横ばい傾向あるものの、副業をしている人はじわじわと増えているのが現状です。
副業のジャンルは幅広い
副業として活動できる方法は複数あり、登録したサイトでアンケートに回答して報酬をもらう簡単なものもあれば、クラウドソーシングのサイトに登録して契約を狙う方法もあります。「自分の特技を活かしたい」という方は、自分のスキルをお金に換えられる「ココナラ」や「クラウドワークス」といったサイトでの活動がおすすめ。
幅広いジャンルが存在しているため、ご自身にあったものが見つかるはずです。
文章能力に自信のある方はライティングや記事作成、アイデアに自信がある方はネーミングやキャッチコピーの提案、事務作業が得意な方はサイト運営の補助やデータ入力などが向いているでしょう。
クラウドソーシングのサイトでジャンルやカテゴリをチェックし、自分にあったものを探してみてくださいね。
自分の得意分野でお金をもらおう
なかには、「人より詳しい分野がある」「趣味に力を注いでいる」という方もいることでしょう。
そんなちょっとした特技や趣味を活かして、お金をもらうのも1つの方法です。そこで、おすすめの方法をいくつかご紹介しましょう。
カメラマン
写真撮影が得意な人は、フリーカメラマンとして出張撮影に応じるサービスを販売してみては。
パンフレット用に店舗の外観を撮ってほしい、プロフィールに載せる人物写真を撮ってほしい、イベントや結婚式のカメラマンとして付き添ってほしいといった依頼が舞い込むかもしれませんよ。
占い
占いに関する知識が豊富な人は、画数や誕生日などで占いをして結果を報告する、もしくは相談にのるというビジネスもいいですね。
リピーターがつけば、収入の安定にも繋がります。電話相談、メール相談、鑑定結果を郵送するなど、さまざまな手段があります。
書道
達筆な方は、あて名や賞状などの代筆、命名書への記名といった依頼を受けるのもいいですね。
アイデア力がある方は、ご自身が考えたポエムやオリジナル文字のデザインを販売するのも手。
買い手がイメージしやすいよう、作品例をいくつか提示しておきましょう。
ハンドメイド
フリマアプリやネットオークションなどでは、アクセサリーや衣服などの手作りアイテムが多数取引されています。
季節に応じたデザインを用意する、入学シーズンは通園・通学グッズを多目に取り揃えておくなど、より売れやすくなるよう工夫をするのもポイント。
少し変わったデザインのものならライバルが少なく、ファンがつく可能性もあります。
イラストレーター
漫画を描くほどの時間がなくても、ポスターやパンフレットに登場するイラストや、本の挿絵といったイラストを描いて報酬を得ることができます。
最近ではほとんどがネット上での納品となるため、操作に慣れておく必要があるでしょう。
専門学校や芸術系の大学を出ていなくても、実力が認められれば活躍できるチャンスは十分あります。
webデザイナー
バナー制作、Webサイトの更新、コーディングなどさまざまな仕事を担うwebデザイナーは、需要が高く案件が豊富なジャンルでもあります。
自宅で完結できる仕事のため、副業にはぴったりの労働環境といえるでしょう。
インテリアデザイナー
相手の要望や間取りなどをもとに、理想に近いインテリアのイメージを提案する仕事です。
1部屋あたりの提案料を設定し、いくつかのオプションを用意しておくとスムーズです。
1人暮らしの部屋の雰囲気を変えてほしい、引っ越し先の間取りに合った配置を考えてほしいなど、さまざまなリクエストに応えるデザイン力が求められます。
ファッションアドバイザー
「ダンスの衣装を考えてほしい」といったデザイン業だけでなく、「持ち合わせの服を活かしたコーディネートを考えてほしい」「自分に合ったファッションスタイルを教えてほしい」といった要望に応える役目を果たす仕事です。
持ち前のセンスや分析力を発揮することができるでしょう。
また、相手の提示する条件に合わせられるよう、ブランドや価格帯に関する知識が求められます。
副業を始めるうえで気を付けておきたいこと
副業を始める際は、つい多くのものを買い揃えてしまいがち。
ワイヤレスマウスに替えておこう、いい文房具を揃えておこう、ノウハウが書かれた本を購入しておこうと意気込んでいる方も多いのでは。
しかし、初期投資のかけすぎによって、赤字になってしまうリスクも視野に入れておかなければなりません。
まずは今の所有物で対応できるかどうかを確かめ、実際に依頼や発注が来たときに追加購入を考えましょう。
ハンドメイドにおいては、材料費や送料に注意が必要です。
最初にかかった材料費を回収するまでは買い足さない、見本を作ったあとは受注制作にするといった方法もいいですね。
また、株式会社リクルートキャリアが発表した「兼業・副業に対する企業の意識調査」によると、兼業・副業を容認・推進している企業(正社員が対象)は22.9%を占めていると示されています。
職場で副業が禁止されている場合、バレてしまうと処罰の対象になる可能性も。副業を始める際は、事前に会社の規約を確認しておきましょう。
そして、作業時間を確保することも大切です。
帰宅後や休日だけでは成し遂げられないほどの依頼が来た、睡眠や自由時間を削らないといけない…といった事態に陥らないよう、「1日何時間までなら対応できるか」を決めておきましょう。
まとめ
「自分にもできそう」と感じたジャンルは見つかりましたか?特別な資格や経験がなくても、プチ副業で収入を増やせるチャンスは十分あります。
手先が器用、字が上手いと褒められる、カメラの腕には自信があるなど、「人よりちょっとできること」をビジネスにしてみましょう。
作業時間や初期費用にかくる金額の上限を先に決めておき、「割に合う」「続けられそう」と感じる料金設定をしておくのも重要です。
本業やプライベートに支障が出ない範囲を維持しつつ、うまくプチ副業に挑戦してみてくださいね。